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2025年第4四半期シンガポール住宅リース・ブリーフィング(サヴィルズ)

キーポイント

  • 年末の祝祭期間や海外駐在員・留学生の流入鈍化などの季節要因により、2025年第4四半期の全島リース契約高は前四半期比27.4%の大幅減となった。減少幅はセグメントや地域を問わず広範に及んだ。.
  • 賃貸活動の低迷と連動して、島全体の非土地付き民間住宅物件の賃料は、賃貸可能な住戸の空室ストックの大きさを反映し、下落圧力にさらされた。.
  • 2025年の小幅な前年比プラスが2026年のベースラインとなる。新規竣工戸数は約6,083戸と、2025年の比較的少ない供給戸数とほぼ同水準で堅調に推移すると予想されるため、2026年前半の賃料は、特に空室率が6.5%を下回らなければ、概ね堅調に推移すると思われる。地元住民や永住権保持者のマイホーム完成待ちを中心とした中間賃貸需要が、海外からの移住者の減少による賃貸需要の軟化を相殺する可能性がある。全体として、2026年の土地付きでない民間住宅の賃料はほぼ横ばいと予測される。