APREA ロゴ

アジア市場展望 – 2024年12月 (B&I Capital)

11月は、米国大統領選挙の結果がREIT市場とアジア通貨に重くのしかかり、厳しい月となりました。しかし、月半ば以降は堅調な回復が見られ、FRB(連邦準備制度理事会)と日銀(日銀)の今後の会合を控え、金融政策への注目が高まるにつれ、円相場も持ち直し始めました。全体として、米国の雇用と経済成長は引き続き堅調で、FRBによる積極的な利下げの可能性は低下しており、日本の経済指標も引き続き堅調であることから、日銀が12月に再び利上げを行う十分な根拠があると予想しています。インフレ率は日銀の目標を30ヶ月連続で上回っており、ハト派の委員の中には反対意見を述べる者もいるかもしれませんが、12月には追加利上げが行われると予想しています。. 

トランプ2.0はアジアにとって大きな懸念材料となっており、金利上昇と通貨安の影響で、選挙前の10月に急激な株売りが発生。その規模は、2016年のトランプ氏の予想外の勝利後の株売りと同程度で、保護主義政策やインフレ懸念といった懸念も同様だった。アジアの不動産証券は、金利を含む経済全体の懸念にもかかわらず、選挙から約1か月後に2016年12月の安値から反発し、底値から15%上昇した。FRBは2017年に3回の利上げを行った。今回これまでと異なるのは、証券・通貨ともに選挙結果が出るかなり前から調整が始まっていた点である。利下げペースは以前の予想より緩やかになる可能性はあるものの、FRBが2025年に金融引き締めを行う可能性は低い。.