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2023年シンガポール不動産市場展望(CBRE)

経済

  • 外部経済環境の悪化を受け、シンガポールの小規模かつ開放的な経済は今後、大きな逆風に見舞われると予想されます。しかしながら、中国との国境再開と国際旅行・観光の継続的な回復により、明るい兆しも見られます。GDP成長率は2023年に0.51兆円から2.51兆円に鈍化すると予測されています。

オフィス

  • 優良オフィス賃料は、2023年も緩やかな伸びとなるものの、引き続き上昇すると予想されます。2023年の市場環境の軟化は、テナントにとってオフィス要件を再検討する絶好の機会となる可能性があります。オフィス面積の縮小を検討しているテナントは、より小規模ながらも質の高いオフィスへのアップグレードを検討できます。.

産業

  • 2023 年には大量のハイテク製品が市場に投入されるため、入居者にとってはスペース要件を評価し、質の高い中心部のスペースを確保する絶好の機会となります。.
  • 2023年の主要物流施設の供給は依然として逼迫すると予想されます。広いスペースを必要とする物流施設のテナントは、2年前から拡張計画を立てるか、オーダーメイド型のソリューションを検討する必要があります。.

小売り

  • 2023年には全てのサブマーケットにおいて小売賃料がさらに上昇する見込みですが、特にオーチャード・ロードでは観光客の増加が見込まれ、その恩恵を受ける可能性が高くなります。オフィス街には既に人々が戻ってきており、CBDの小売店舗の賃貸需要を刺激するでしょう。一方、郊外市場では、堅調な需要を背景に賃料の上昇が続くと予想されます。.

居住の

  • 住宅賃料は、供給の逼迫と旺盛な需要により、2021年以降、歴史的な上昇を記録しています。この賃料の急騰は、2023年には竣工物件数の大幅な増加により、抑制に直面すると予想されます。一方、力強い経済成長と賃料上昇に支えられてきた価格上昇は、経済見通しの悪化により鈍化する見込みです。.

資本市場

  • 投資家心理が軟化しているにもかかわらず、ビジネスに優しい政策と安定した政治的背景により、シンガポールは、東南アジアの成長の可能性を捉えたり、ポートフォリオを多様化したりしたい投資家にとって、2023年も引き続きトップの投資先となっています。.

本レポートは https://www.cbre.com.sg/insights/reports/2023-singapore-real-estate-market-outlook