賃料の下落は緩やか
2021年第1四半期に入居者の需要は増加し始めましたが、群衆密度規制の再導入により、回復にはより長期にわたることが予想されます。.
• 2021年第1四半期の食品・飲料(F&B)売上高は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに伴う店内飲食の収容人数制限や大規模イベントの開催制限などの対策の影響が事業者に継続したため、大幅に減少しました。しかし、小売売上高(自動車を除く)は、前年同期の売上高が低かったことなどから、当四半期は改善しました。.
• 301,000平方フィートの正の純需要が108,000平方フィートの純供給を上回り、2021年第1四半期の全体の空室率は2四半期連続で0.3パーセントポイント(ppt)低下し、8.5%となり、2020年第2四半期にCOVID-19パンデミックが始まって以来の最低水準となりました。.
• 観光客の減少にもかかわらず、オーチャードエリアは空室率が横ばいの11.6%で推移し、堅調に推移しています。一方、郊外エリアの空室率は3四半期連続で0.8ポイント低下し、5.2%となり、2016年第1四半期以来の最低水準となりました。• サヴィルズによるオーチャードエリアの月間プライム賃料は、前四半期比3.0%低下し、1平方フィートあたり22.80S$となり、2020年第4四半期の7.8%低下からは鈍化したものの、下落幅は縮小しました。.
• より活気のある郊外のショッピングモールでは、サヴィルズの郊外地域の月額プライム賃料が前四半期比2.0%増加して1平方フィートあたり24.00 S$となり、縮小幅は縮小しました。.
• 今後数年間の供給パイプラインは限られているものの、COVID-19の市中感染者数の増加を受け、政府はパンデミック対策の第3フェーズを撤回し、第2フェーズ(警戒レベル強化)を再導入しました。政府は小売業者に対して何らかの支援策を提供していますが、事業環境は依然として厳しい状況が続くと予想され、オーチャードエリアと郊外エリアのショッピングモールの賃料は、2021年にそれぞれ15%と10%減少すると予測されています。.
