キーポイント
- シンガポールの不動産投資売買は2025年最終四半期を終了し、取引総額は$109.7億となった。これは前四半期比3.3%の減少であったが、活動レベルは依然として底堅い。なお、第3四半期のベースはS$113.5億と高水準であった。.
- S-REIT、機関投資家、個人富裕層からの投資活動は、資金調達コストの低下と大半の不動産セグメントにおける堅調なファンダメンタルズに支えられ、引き続き健全であった。加えて、トランプ米大統領による関税の影響は、当初の予想より軽微であった。.
- 2026年の投資販売市場の見通しは、単に金利の動向によって形作られるだけではない。流動的で不安定な地政学的動向は、ますます複雑さを増している。このような状況を踏まえ、2026年の投資売却額予想は2025年の水準と同水準の約1,600億円から3,400億円に据え置く。現物資産のうち、今年パフォーマンスが向上しそうなセクターは、オフィス、小売、再開発の可能性のある不動産などである。.
